一人暮らしでも飼いやすい小動物は?おすすめの飼いやすいペットを紹介

一人暮らしでも飼いやすい小動物は?おすすめの飼いやすいペットを紹介

一人暮らしをしていると、ペットと一緒に生活をすることに憧れを抱いたことはありませんか?

特に小動物はそのかわいさと飼いやすさから、一人暮らしでお迎えする人が増えています。

今回は、一人暮らしでペットをお迎えしたいという人におすすめの飼いやすい小動物をご紹介。

あなたにピッタリの小動物を見つけて、癒しのアニマルライフを実現しましょう。

目次

一人暮らしでも飼いやすいペット、小動物の条件

うさぎとインコを一緒に飼っている姿

一人暮らしでどんな小動物をお迎えするかは、以下の4つが大きなポイントとなるでしょう。

  • 鳴き声がうるさくない
  • 室内でも十分運動させることができる
  • ケージ内で飼育できる
  • 毎日お世話の時間が確保できる

一人暮らしでペットを飼う際に気になるのが、「賃貸物件や周りの住民に迷惑がかからないか」「留守が多くてもお世話ができるか」この2点です。

特に集合住宅である場合は、動物の鳴き声や足音がうるさいと迷惑がかかります。

周りに迷惑をかけないためにも、鳴き声があまり気にならない小動物をお迎えしたり、飼育部屋に防音シート導入したりする配慮が必要です。

一人暮らしの場合、ペットのお世話をするのは自分1人だけなので、掃除・エサやり・遊びといったお世話の時間が確保できるかも検討してください。

安易な気持ちでペットをお迎えすることが無いよう、責任を持ってお世話ができるか考慮しましょう。

飼いやすい小動物の一覧

一人暮らしでもペットとして飼いやすい小動物を表にまとめてみました。

飼い始めにかかる費用や小動物の簡単な特徴も併せてチェックしてみましょう。

小動物の種類特徴生体価格飼育グッズ初期費用1か月の飼育費用
ハムスター・懐きやすい
・夜行性
約1,000円~約10,000円1,000円前後
うさぎ・懐きやすい
・品種ごとの個性が大きい
約8,000円~約20,000円~約5,000円
ファンシーラット・人懐っこい
・賢い
3,000円~約20,000円約2,000円~
デグー・鳴き声でコミュニケーションを取る
・げっ歯類の中でも長生き
4,000円~20,000円~3,000円前後
文鳥・よく懐く
・さみしがりや
2,000円~4,000円ほど20,000円~30,000円約2,000円~
インコ・お喋りが得意
・小型~大型まで種類が多い
約1,000円~20,000円~30,000円約2,000円~
モルモット・大人しい性格
・種類が豊富
約3,000円~10,000円~約3,000円~
シマリス個体によって性格の個性が様々10,000円前後20,000円~約2,000円
ハリネズミ雑食でなんでも食べる15,000円~40,000円20,000円~約2,000円
熱帯魚・水槽のレイアウトが楽しめる
・様々な種類を同じ水槽で飼える
1,000円~10,000円前後~約1,000円~
ウーパールーパー・種類によるカラーが豊富
・愛らしい表情
1,000円~3,000円10,000円~約1,000円~
フクロモモンガ・人慣れしやすい
・コミュニケーションを取るのが好き
10,000円~10,000円~20,000円約2,000円
チンチラ・頭が良い
・愛嬌のある活発な性格
20,000円約20,000円~約3,000円
フェレット・温厚な性格
・遊びが大好き
30,000円~約30,000円約4,000円
ヒョウモントカゲモドキ・夜行性
・おとなしい
5,000円~20,000円~約2,000円

飼いやすい小動物の条件

人に懐きやすいフクロモモンガ

飼いやすい小動物の条件は以下の3つです。

  • 人になつく
  • お世話に手間がかからない
  • 鳴き声が気にならないボリューム感

一人暮らしでペットをお迎えするなら、上記の条件にマッチしていると飼いやすいです。

それぞれの条件について詳しくみていきましょう。

なつきやすさ

なつくことでスキンシップなどのコミュニケーションをしっかりとることができます。

体調不良によるペットの異変に気が付きやすかったり、社会性の高い小動物であれば触れ合うことがストレス発散につながります。

お世話がしやすくなるので、人に慣れやすい小動物を選ぶと飼いやすいです。

お世話の楽さなどの飼いやすさ

一人暮らしでペットをお迎えする場合は、家事や仕事または学校などの隙間時間でお世話をすることになる人が多いはずです。

ケージ内の飼育でOK、掃除がしやすいといったお世話の楽さは、無理のないゆとりのあるペット飼育につながります。

鳴き声など大家さんや近隣住民への影響の有無

鳴き声が大きい、足音や移動の音が響くといった特徴があるペットは、周りの住民へ迷惑をかけることもあります。

集合住宅に住んでいる人は、鳴き声が気にならないペットをお迎えすることをおすすめします。

賃貸で飼う場合は、ペットが部屋を汚したり何かを破損したりする恐れがあるので、あらかじめ大家さんや管理会社にペットの飼育について確認しておきましょう。

一人暮らしでも飼いやすいおすすめ小動物ランキング

一人暮らしにおすすめの飼いやすい小動物15匹をランキング形式でご紹介していきます。

  1. ハムスター
  2. うさぎ
  3. ファンシーラット
  4. デグー
  5. 文鳥
  6. インコ
  7. モルモット
  8. シマリス
  9. ハリネズミ
  10. 熱帯魚
  11. ウーパールーパー
  12. フクロモモンガ
  13. チンチラ
  14. フェレット
  15. ヒョウモントカゲモドキ

それぞれの特徴もご紹介しているので、小動物をペットにお迎えしたいと考えている人は参考にしてみてください。

飼いやすい小動物ペット:ハムスター

ハムスター

小さな体にチマっとした手足がとってもチャーミングなハムスター。

夜行性で昼間は寝ていますが、夜になると回し車で元気に遊ぶ姿がみられますよ。

飼育ケージのサイズが小さいので、一人暮らしのお部屋が狭くても省スペースで飼育できます。

小さくかわいらしい鳴き声なので、近隣迷惑を気にする必要がありません。

外に出して運動させる人もいますが、基本的にはケージの中の飼育だけでも大丈夫です。

ハムスターの費用やなつきやすさ、寿命などの特徴 

ハムスターは種類が豊富でロボロフスキーハムスターなどの小型からキンクマハムスターのような大型までさまざま。

性格の傾向も種類によって違うので、警戒心強めの個体、なつきやすいフレンドリーな個体と分かれています

ペットショップでよく見かけるゴールデンハムスターやキンクマハムスターは人慣れしやすい部類に当てはまります。

反対に、臆病なロボロフスキーハムスター、気が強いキャンベルハムスターは過度になつくイメージは少ないです。

なつきやすさに差があるので、飼う前に自分と相性の良さそうな種類を把握しておきましょう。

ハムスターの生体価格は1000円からと安いですが、毛色の珍しさや種類によって値段はこれ以上になることも。

エサ代などの毎月の飼育費用が安く、お迎えしやすい価格なので一人暮らしの人から人気です。

ただ、体が小さいことから寿命は2~3年と短いので、長生きを目指すためにも健康管理には充分気を付けましょう。

飼いやすい小動物ペット:うさぎ

うさぎ

大きな耳がチャームポイントのうさぎは、その飼いやすさから一人暮らしで飼っている人も多いです。

毛色や体格、立ち耳と垂れ耳、長毛と短毛など種類による個性が魅力的。

うさぎは声帯がないため鳴き声も気になりませんし、体臭も少なめで飼いやすい小動物です。

飼い主とのコミュニケーションを好むのでケージ外で遊ばせて運動させてあげましょう。

ぴょこぴょこと部屋を動きまわる姿に癒されること間違いなしです。

トイレを覚えてくれるので、お世話のしやすさからもペットとしておすすめの小動物です。

うさぎの費用やなつきやすさ、寿命などの特徴

うさぎは性格によりますが、種類を問わず基本的には良くなつきます。

時間をかけて信頼関係を築けば、後をついてくるほどなつくこともありますが、足が地面から離れる抱っこを恐がることが多いです。

ストレスによる体調不良を招きやすい小動物なので、飼育の仕方や環境はしっかりと理解しておきましょう。

平均寿命は8年ほどですが、飼育環境のストレスが大きいと、若いうちに大きな病気で亡くなってしまうことも少なくありません。

毎日のコミュニケーションを大切にし、適した飼育環境であれば10年以上の長生きも可能です。

交雑種であるミニウサギなら8,000円前後からお迎えできることが多いですが、種類によっては100,000円の価格がついていることも。

人気のあるネザーランドドワーフやホーランドロップは50,000円前後が相場です。

飼いやすい小動物ペット:ファンシーラット

ファンシーラット

日本ではあまり聞き馴染みがないファンシーラットは、海外ではペットとしてメジャーな小動物です。

ドブネズミを品種改良してペット化された種類で、賢く穏やかな性格で飼いやすいことから、徐々に人気が高まっています。

毛色や柄のバリエーションが豊富で個性豊かな見た目が特徴的。

他とは違う、ちょっと変わった小動物に興味がある人におすすめです。

ファンシーラットの費用やなつきやすさ、寿命などの特徴

ファンシーラットは人に良くなつく小動物で、スキンシップを好む傾向にあります。

学習能力や社交性が高く、飼い主のことをしっかりと認識することが可能です。

小さいながらも飼い主のそばにいたがる甘えん坊な一面も。

ただ、警戒心が強い特徴もあるので最初は少しずつ慣らしていくことが大切です。

ハムスターと同様に寿命は2~3年と飼いやすい小動物のなかでも短め。

病気をさせないように毎日のスキンシップで体の健康をチェックして長生きを目指しましょう。

一般的には1,000円からお迎えできますが、珍しい毛色や柄によっては10,000円する場合もあります。

飼いやすい小動物ペット:デグー

デグー

「アンデスの歌うねずみ」といわれているほど鳴き声で豊かな感情表現をするデグー。

鳴き声でコミュニケーションを取ることができ、喜怒哀楽を15~20通りあるといわれている鳴き方を使い分けて表現します。

鳴き声に特徴はあるものの、そこまで大きなボリュームではないので近隣への迷惑はそこまで心配しなくても大丈夫です。

知能が高くボールなどのおもちゃを使った遊びが得意で、個体によっては芸を覚えることも。

本来昼間に活動する小動物ではありますが、飼い主の生活リズムに合わせて活動時間が変化します。

デグーの費用やなつきやすさ、寿命などの特徴

飼い主と遊んで喜ぶデグー

撫でてあげると笑うような仕草がとても可愛いです!

社会性が高いデグーは人にとてもなつきやすく、コミュニケーション上手です。

たくさんスキンシップをとって遊んであげると喜びます。

鳴き声で感情を読み取りやすいので、一人暮らしにさみしさを感じている人にピッタリ。

反面、コミュニケーションをとる時間が少ないと、ストレスを感じて体調不良を起こしやすい小動物です。

そのため、遊びの時間をしっかりと確保できない人には飼育は向いていません。

平均寿命は6~8年といわれており、上手に飼育できていれば10年生きる個体もいます。

デグーの診察を行なっていない動物病院は多いので、診察可能なかかりつけを早めに見つけることをおすすめします。

ペットショップで4,000円前後で販売されていることが多いですが、種類によっては10,000円近くかかることもあります。

飼いやすい小動物ペット:文鳥

文鳥

コミュニケーション能力が高い文鳥は、触れ合ったり歌に合わせて踊ったりする愛らしい姿を見せてくれます。

意外にも表情や鳴き声から感情を汲み取りやすく、小さな体で一生懸命飼い主への要望をアピールすることも。

慣れてきたらケージの外に出して遊ばせてあげることも可能。

甘えん坊な性格だと、飼い主の肩や頭に乗って離れない子もいます。

体が丈夫で病気をしにくいので、小動物を飼うのが初めての人におすすめなペットです。

文鳥の費用やなつきやすさ、寿命などの特徴

文鳥は人にとてもなつくので、慣れれば名前を呼ぶと飛んできたり、頭や肩に乗ってそばにいてくれたりと癒されます。

スキンシップも大好きで、飼い主に撫でられてウットリとした表情を見せてくれることも。

慣れるまでの時間も早く、手乗りができるようになるまでのハードルが低いです。

体は小さいながらも8~10年ほど生き、病気に強い特徴があります。

ノーマルの品種であれば2,000円前後でお迎えできることが一般的です。

白文鳥、桜文鳥など他の種類になると5,000円~10,000円と値段が上がります。

飼いやすい小動物ペット:インコ

インコ

高い知能でお喋り上手なインコは、一緒に暮らすとにぎやかで楽しくなります。

歌や挨拶を教えてコミュニケーションをとれるとより一層かわいいです。

小型・中型・大型と種類が豊富で、お世話の仕方から性格の傾向などそれぞれ大きな違いがあります。

一人暮らしで飼うなら体が小さめで扱いやすいセキセイインコがおすすめ。

小柄なので飼育ケージも場所を取らず省スペースで飼うことができます。

カラフルで色鮮やかな体が特徴的なセキセイインコは、カラーや模様の種類が豊富で個性的。

高い知能で飼い主の話す言葉を覚えたり物を上手に扱ったりと、一緒に暮らすと感心することが多いかもしれません。

鳥好きだけど飼うのは初めて、という人にもペットとして向いています。

インコの費用やなつきやすさ、寿命などの特徴

インコはなつきやすく、肩や手に乗って飼い主のそばにいることを好む個体も多いです。

ご機嫌にお喋りしたり、体をゆすってダンスする様子はとてもチャーミング。

しかし1つだけ注意しておきたいのが、セキセイインコの鳴き声です。

お喋りや通常の鳴き声はそこまで気になりませんが、何かを要求したり飼い主を呼んだりするときはかなり大きくなります。

特に集合住宅の場合は周囲に鳴き声が響く恐れがあるので、防音シートを飼育部屋に張るなどの対策が必要です。

セキセイインコはノーマル種だと1,000円~3,000円ほどでお迎えでき、種類だけでなくひな鳥か成鳥かでも価格が変わります。

寿命は10年が平均ですが、上手にお世話をしていれば10年以上生きる個体も少なくありません。

飼いやすい小動物ペット:モルモット

モルモット

コロンとした丸いフォルムがかわいらしいモルモットは、種類が豊富で短毛・長毛・毛色の違いに個性があります。

キュウキュウとかわいい鳴き声でエサを要求したり、嬉しいときにピョンと跳ねたりする姿は見ていて癒されます。

うさぎより一回りほど小さなサイズ感で、仲良くなれば膝の上に乗せて触れ合うことも可能。

優しい性格をしており、よほどのことがない限りは怒って噛みつくようなケースは少ないです。

トイレは覚えられないので、こまめに掃除を行なえる人に向いています。

モルモットの費用やなつきやすさ、寿命などの特徴

モルモットは臆病で怖がりな性格の小動物です。

驚かせないためにも、お迎え当初はすぐに仲良くなろうとせずに、ほどよい距離感を保って慣れるのを待ちましょう。

しっかりと時間をかけて警戒が解ければ、飼い主を家族や仲間と認識してなついてくれます。

もともと群れで生活している小動物なので、社会性が高くコミュニケーションを大事にする一面があります。

寿命は5~8年と幅が広く、臆病な性格ゆえにストレスを感じると体調を崩しやすいので注意が必要です。

一般的にペットショップでよく見かける種類は「イングリッシュ」「アビシニアン」「クレステッド」の3種類。

その中でも安価なのは短毛種のイングリッシュで、3,000円前後から販売されています。

短毛種に比べて長毛種は6,000円前後と価格がやや高い傾向にあり、希少種では10,000円を超えることが多いです。

飼いやすい小動物ペット:シマリス

シマリス

フサフサのしっぽに黒い縞模様が特徴的なシマリスは、木の実などをほおばる姿がとてもかわいらしいです。

活発なのでケージ内をすばしっこく元気に動き回る様子は見ていて飽きません。

小動物の中でも野性味が強いといわれており、スキンシップをとれるようになるまでは時間をかける必要があります。

飼育レベルは高くありませんが、動物をお迎えするのが初めての人は難易度が高いように感じるかもしれません。

ペット化された小動物より、野生のリアルさを求める人におすすめです。

シマリスの費用やなつきやすさ、寿命などの特徴

野性味が強いシマリスは警戒心が強めなので、なつくまでにはかなりの時間がかかることを覚悟しておきましょう。

ゆっくりと時間をかけて信頼関係を築けば、触れ合うこともできるようになります。

慣れてくると手のひらに乗ってエサを食べてくれることも。

なつくまでに時間はかかりますが、触れることができたときの喜びはとても大きいはずです。

平均寿命は6~10年と幅があり、シマリスに合う飼育環境を用意してストレスを与えないことが大切です。

シマリスを診れる動物病院は限られているので、何かあった時のためのかかりつけは見つけておきましょう。

シマリスはペットショップで10,000円ほどでお迎えできることが多いです。

飼いやすい小動物ペット:ハリネズミ

ハリネズミ

背中のトゲトゲが特徴的なハリネズミは、近年ペットとしての人気が高まっています。

小さな体につぶらな瞳が魅力的で、どこか守ってあげたくなるような切なげな雰囲気の虜になる人はたくさん。

夜行性で耳と鼻が特に優れているので、飼い主の声やニオイを覚えることができます。

飼育は難しくありませんが、暑さにも寒さにも弱いハリネズミには徹底した温度管理が必要。

年間を通してヒーターやクーラーの電気代がかかることを理解しておきましょう。

ハリネズミの費用やなつきやすさ、寿命などの特徴

ハリネズミはとても臆病な性格をしているので、飼い始めは怖がらせないように優しく接してあげましょう。

お迎え当初の慣れないうちは、背中のトゲを立たせて威嚇してくることが多いです。

時間はかかりますが、次第に飼い主のことを認識して心を許してくれると、手のひらに乗せてお腹を撫でさせてくれることも。

リラックスして身を預ける姿はなんともいえないかわいさです。

神経質な一面から寿命は3~5年ほどと短く、ストレスが体調に影響しやすい特徴があります。

信頼できるかかりつけ医をみつけて、何かあれば相談できるようにしておくと安心です。

ハリネズミの生体価格は最低でも15,000円で、高級種の場合は40,000円近くすることもあります。

熱帯魚

熱帯魚

カラフルで美しい色合いの熱帯魚は、水槽を泳ぐ姿を眺めているだけで癒されます。

群れ飼い・単独飼い・複数の種類を混合飼いと種類によって飼い方のバリエーションはさまざま。

初めての人には熱帯魚の中でもメジャーなネオンテトラやグッピーが飼いやすくておすすめです

どちらの種類もペットショップで必ず見かけるほどポピュラーな熱帯魚で、病気をしにくく見た目も華やかでキレイです。

熱帯魚だけでなく、水草や岩などを取り入れて水槽を自分好みにレイアウトできる楽しさもあります。

掃除や水の交換、機械のお手入れがやや大変な作業になるので、手をかけられる人におすすめです。

熱帯魚の費用やなつきやすさ、寿命などの特徴

ネオンテトラは群れで生活するので、5匹以上は同じ水槽で飼育することをおすすめします。

グッピーは群れ飼いをしなくても問題はありませんが、繁殖が容易なことから複数で飼育すると増えすぎてしまう恐れがあるので注意しましょう。

熱帯魚なのでなつくという感覚は難しいですが、慣れるとエサを欲しがってこちらに近づいてくるようになります。

どちらの種類も寿命は2~3年と短いですが、繁殖しやすいグッピーは世代交代をさせながら飼育数を保つことが可能です。

1匹数百円から販売されており、群れ飼いするケースを考慮すると1,000円前後はかかると思っておきましょう。

飼いやすい小動物ペット:ウーパールーパー

ウーパールーパー

にっこりと笑っているような表情がかわいく、ペットとして一大ブームを巻き起こしたこともあるウーパールーパー。

マイペースにまったりと水の中で過ごす姿はとっても愛嬌があり癒されます。

両生類に属すウーパールーパーは、オオサンショウウオの仲間です。

さまざまなカラーがあるのが特徴的で、定番なのが白い体に黒い目をした「リューシスティック」という種類。

ウーパールーパーと聞いてパッと思い浮かべる人が多いカラーです。

他にも黄色や黒色、マーブル模様など個性豊かなので、自分好みのウーパールーパーを探す楽しさもあります。

ウーパールーパーの費用やなつきやすさ、寿命などの特徴

ウーパールーパーは慣れると飼い主が近寄ればそばに来てくれるようになることがあります。

ピンセットから直接エサを受け取ってくれるようになることも。

ポピュラーな種類だと1,000円ほどから購入できますが、カラーバリエーションが豊富で珍しい個体では数万円します。

水槽での飼育になるので、ろ過機、冷暖房機などの電気代が1年を通してかかることを理解しておきましょう。

一般的な寿命は10年といわれており、なかには20年とかなり長生きする個体もいるようです。

飼いやすい小動物ペット:フクロモモンガ

フクロモモンガ

夜行性のフクロモモンガは日中は眠って過ごしているため、昼に留守にする時間が長い人におすすめのペットです。

好奇心が旺盛で、体を活発に動かしたりおもちゃを使ったりして遊ぶのが得意。

体にある飛膜というヒダを広げて滑空をするのが大きな特徴です。

フクロモモンガには臭腺から放つ独特のニオイで仲間とコミュニケーションを取る習性があります。

飼育部屋にはニオイが付きやすいので、こまめな掃除が欠かせません。

賃貸に住んでいる場合は、ニオイの付着に気を付けて換気や掃除、空気清浄機などを駆使して対策を取りましょう。

フクロモモンガの費用やなつきやすさ、寿命などの特徴

警戒心は強いものの、もともと群れで生活している小動物で社会性が高いです。

時間をかけて信頼関係が築ければ、手の上で寝てしまうほど気を許してくれるようになります。

飼い主の手の中にいるフクロモモンガ

かわいい姿からは想像ができない牙と鋭い爪を持っているので、最初は無理に仲良くなろうとしないで、フクロモモンガのペースに合わせましょう。

平均で8年ほど生きるといわれていますが、飼育環境が合っていれば10年以上の長生きを目指せます。

かかりやすい特有の病気もあるので、ストレスを与えない飼い方を心掛けましょう。

フクロモモンガの相場はペットショップで10,000円~30,000円が平均的です。

飼いやすい小動物ペット:チンチラ

チンチラ

大きい耳とふわふわの毛がかわいいチンチラは、小動物のなかでもペットとして人気が高まっています。

コロンとした体形で元気に動き回る姿は誰でもメロメロになってしまうはずです。

頭が良いので名前を呼ぶと反応を示してくれるようになることもあります。

砂浴びをして体をキレイにする習性があるので、ペットショップで販売されているチンチラ用の砂を用意してあげましょう。

寒い地域で暮らしているため暑さに弱く、特に夏場の温度管理はクーラーを使用して充分気を付ける必要があります。

夜行性の小動物なので、生活が夜型の人だと生活リズムが合うのでおすすめです。

チンチラの費用やなつきやすさ、寿命などの特徴

警戒心が強い小動物ですが、ゆっくり慣れさせていくことで次第に仲良くなることができます。

呼んだらそばに来てくれたり、スキンシップを喜んだりとかわいい姿をみせてくれるはずです。

なついてくると豊かな表情から感情を読み取ることもできるようになります。

チンチラの平均寿命は10年~15年といわれており、小動物のなかでも長く生きる部類です。

メジャーな毛色のグレーであれば、一般的に20,000円ほどの価格でお迎え可能で、希少種であるホワイトカラーなどは100,000円近くする場合があります。

飼いやすい小動物ペット:フェレット

フェレット

細長い体が特徴的なフェレットは、好奇心旺盛で元気いっぱいに遊ぶ姿がかわいいです。

賢いので根気よくしつけをすれば、トイレの場所を教えることが可能。

さらにリードを付けてお散歩もできるので、ペットとのおでかけを楽しみたい人にもフェレットはおすすめです。

ただし、フェレットは特有のニオイを持っているので、こまめな掃除と定期的なシャンプーは欠かせません。

肉食動物なので歯が鋭いという特徴があり、噛み癖をつけないようにしつけをする必要があります。

温厚な性格ですがやんちゃな一面もあるので、噛んでいたずらをしないように注意が必要です。

フェレットの費用やなつきやすさ、寿命などの特徴

とても人なつこい性格で飼い主と遊んだり触れ合ったりしてコミュニケーションをとることが大好きです。

散歩やしつけ、遊びを通して飼い主との間に強い絆を結ぶことができます。

よくなつくので飼いやすく、小動物を飼うのが初めての人にもおすすめのペットです。

寿命は6~8年といわれていますが、4歳以降のシニア期を迎えると腫瘍の病気にかかりやすい特徴が。

かかりつけで定期的に健康診断をする、適した飼育環境を保つなど健康に気を付ける必要があります。

フェレットはポピュラーな種類だと30,000円ほどからお迎え可能。

毛色や状態によっては100,000円以上とかなり高額な個体もいます。

飼いやすい小動物ペット:ヒョウモントカゲモドキ

ヒョウモントカゲモドキ

爬虫類のなかで人気上昇中のペットがヒョウモントカゲモドキ。

レオパードゲッコーとも呼ばれ、「レオパ」の愛称で親しまれています。

優しい性格をしており、慣れてくると手に乗せて観察することも可能。

一般的に飼育器具がたくさんいることが多い爬虫類ですが、ヒョウモントカゲモドキは必要とする飼育グッズは少なめ。

爬虫類のなかでも飼育のハードルが低いので、温度と湿度の管理を特に気を付けることができれば初めての人でも飼いやすいです。

哺乳類の小動物と違ってコミュニケーションをとることが必須ではないので、触れ合いを重要視していない人におすすめ。

ただ、ヒョウモントカゲモドキは昆虫やマウスを食べるので、そういったエサを扱うことが苦手な人には向いていません。

総合栄養食の人工飼料も販売されていますが、慣れさせる必要があります。

ヒョウモントカゲモドキの費用やなつきやすさ、寿命などの特徴

ヒョウモントカゲモドキは爬虫類なので、なつくというよりも「慣れる」といった感覚に近いです。

慣れてくると飼い主の手からエサを食べたり、自分から手に登ったりするようになります。

ただ、そこまで積極的にスキンシップをとる必要はないので、鑑賞がメインの飼育だといえます。

10年~15年とペットのなかでも長く生きてくれるため、一人暮らしの良きパートナーになってくれるはずです。

ヒョウモントカゲモドキはペットショップだと5000円前後で見かけることが一般的。

カラーの種類が豊富なので高価になると数万円以上で販売されています。

まとめ

小動物は犬猫に比べて毎月かかるコストが低めなので費用面でも一人暮らしに向いています。

一人暮らしで飼いやすい小動物の種類はたくさんいるので、ぜひ自分の生活に合う子をお迎えしてあげてください。

ペットと一緒に暮らすことで、一人暮らしの生活がより一層楽しいものになるはずです。

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一人暮らしでも飼いやすい小動物は?おすすめの飼いやすいペットを紹介

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この記事を書いた人

小動物飼養販売管理士。
小動物専用SNS「すもあに」開発者。
自身もハムスターや小鳥、デグーにモモンガと多数の小動物を飼育。

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