ヒョウモントカゲモドキ(レオパ)の飼い方!餌や寿命などの特徴も解説

ヒョウモントカゲモドキ(レオパ)の飼い方! 餌や寿命などの特徴も解説

数多く存在する爬虫類の中でも絶大な人気を誇っているヒョウモントカゲモドキ。

お手頃にお迎えできる価格帯、お世話に手間がかからない、ゆるっとしたかわいらしさなど魅力たっぷりな小動物です。

本記事ではヒョウモントカゲモドキをお迎えしたい、気になっているという人に向けて、適切な飼い方や特徴をご紹介。

どんな性格でどのくらい生きるのか、お世話には何が必要なのか、ヒョウモントカゲモドキの飼い方とその魅力に迫ります

これからヒョウモントカゲモドキをお迎えする人はぜひ参考にしてくださいね。

目次

ヒョウモントカゲモドキ(レオパードゲッコー)とは

ヒョウモントカゲモドキ(レオパードゲッコー)

ヒョウモントカゲモドキは名前にトカゲと入っていますが、実はヤモリの仲間です。

ヤモリは壁や天井に張り付くことができますが、ヒョウモントカゲモドキには壁面に張り付くための趾下薄板(しかはくばん)という器官が足裏にありません。

さらにヤモリにはまぶたがないことが一般的ですが、ヒョウモントカゲモドキはまぶたがありまばたきをします。

分類としてはヤモリですが生態的な特徴がトカゲに近いことから、ヒョウモン”トカゲモドキ”と名付けられているのです。

英名のレオパードゲッコー略して愛好家からは「レオパ」の愛称で親しまれています。

むちっとした体形にぷっくりとした尾がトレードマークで、触るともちもちとした独特の感触が特徴的。

小さいスペースで飼育ができ、ほかの爬虫類に比べると飼育グッズにかかる初期費用が少なくて済みます

ヒョウモントカゲモドキはニオイや鳴き声が気にならないので、飼いやすいペットとして非常に人気です。

ヒョウモントカゲモドキの種類

ヒョウモントカゲモドキは柄やカラーの組み合わせで100種類以上存在するといわれており、爬虫類の中でもコレクション性が高いです。

ショップではさまざまな種類(モルフ)が並んでいるため、どの子をお迎えするか迷ってしまうことも。

ヒョウモントカゲモドキの種類は100種類以上

人気が高いヒョウモントカゲモドキの種類を知って、お迎えしたい子を検討してみましょう。

ヒョウモントカゲモドキの種類特徴
ノーマルヒョウモントカゲモドキの原種
黄色の体色に黒い斑点が入っている
ハイ イエローノーマルよりもさらに黄色が濃い種類
ヒョウモントカゲモドキの改良種の原点だといわれている
タンジェリンオレンジ色の体色
黒い斑点模様が少なめ
ブリザード黒い斑点がなく色素生成が少ないことから全身が白い
目の上にうっすらとブルーが入っている
アルビノ色素をもたない真っ白な種類
白さの度合いによって価格に幅がある
スーパーマックスノーハイ イエローの白色バージョン
白い体色にキレイに並んだ黒い縦模様が特徴的
ブラックナイト全身が真っ黒な種類
黒の濃さによって値段が変動する
ホワイトナイト赤い目に白色の体色
個体によって白さに差がある
ヒョウモントカゲモドキの種類一覧

黄色やオレンジ色のような鮮やかな種類もいれば、色素が薄い美しい種類も人気です。

上記以外にもさまざまな種類のヒョウモントカゲモドキが存在します。

爬虫類専門のショップなら珍しい種類を取り扱っていることもあるため、ぜひ一度足を運んでみてください。

ヒョウモントカゲモドキの特徴

ヒョウモントカゲモドキとは一体どんな特徴をもつ爬虫類なのか、その生態に詳しく迫っていきましょう。

生息地インド・パキスタン・イラン・アフガニスタン
体長約20cm~25cm
寿命約10年~15年
活動夜行性
値段約5,000円~40,000円
ヒョウモントカゲモドキの特徴一覧

ヒョウモントカゲモドキは乾燥している砂漠地帯の岩場に生息しています。

過酷な環境下で暮らしていることもあり比較的体が丈夫です。

飼育下でのヒョウモントカゲモドキの寿命は約10年~15年と小動物の中でも長生きする傾向にあり、20年近く生きた個体も存在するといわれています。

ヒョウモントカゲモドキは日が暮れてから活動する夜行性で、日中は岩陰に隠れて過ごしています。

お世話をする時間帯はヒョウモントカゲモドキが活動し始める夜が最適です。

ノーマルやハイ イエローなど流通量が多い種類は、一般的に5,000円~10,000円ほどの値段でお迎えできます。

希少な種類やグレードが高いと値段は高額になり、中には100,000円以上の値段がつくこともあります。

ヒョウモントカゲモドキはなつく?

ヒョウモントカゲモドキはなつくというより慣れるといった表現

ヒョウモントカゲモドキはなつくというより”慣れる”といった表現がしっくりきます。

基本的に爬虫類は飼い主になついて甘えるケースはほとんどなく、遊んでほしい触ってほしいとアピールすることはまれです。

ヒョウモントカゲモドキの場合は飼い主の存在や環境に慣れると、手に乗せて触れ合う「ハンドリング」ができるようになります。

また、エサの時間になると飼い主の近くに寄って来ることも。

お迎えしてから最低でも1ヶ月程度はハンドリングを控えてそっとしておき、飼い主にも環境にも慣れたころに触れてみましょう。

ヒョウモントカゲモドキは身の危険を感じると自分の尾を切る「自切(じせつ)」をしてしまうことがあります。

切れた尾は再び再生するものの、体力を消耗しますし完全にキレイな形に戻らないケースが多いです。

慣れていないうちから無理にハンドリングしたり、乱暴に扱うことは絶対にやめましょう。

過度なハンドリングはヒョウモントカゲモドキにとってストレスになってしまうので、触れ合いは1日1回数分にとどめてください。

ヒョウモントカゲモドキの飼い方

お世話がしやすいといわれているヒョウモントカゲモドキですが、実際はどのような飼い方をするのでしょうか。

  • 餌の内容
  • 多頭飼育が可能か
  • 水の交換頻度
  • ケージ全体の掃除頻度
  • 温度と湿度の管理

上記の飼育内容について、どんな方法でどのようなことに気を付けるべきかなど、ヒョウモントカゲモドキの飼い方を詳しくみていきましょう。

ヒョウモントカゲモドキの餌

昆虫を主食とするヒョウモントカゲモドキには、ミルワームやコオロギなどを生きた状態で与えると食いつきが良いです。

昆虫が大きすぎると餌として認識しなかったり、警戒して食べなかったりするため、口の大きさに合うサイズの昆虫をショップで用意しましょう。

目安はヒョウモントカゲモドキの頭の1/3または1/2ほどの大きさの昆虫がベストです。

昆虫だけでは栄養が不足するので、その場合は栄養補助剤を餌の昆虫にまぶして与えます。

昆虫を扱うのが苦手という人にはヒョウモントカゲモドキ専用の人工飼料がおすすめです。

人工飼料にはヒョウモントカゲモドキに必要な栄養がすべて凝縮されているので、追加でほかに与える必要はありません。

ただし、昆虫食に比べると嗜好性が劣るので、いきなり人工飼料のみを与えるのは難しいです。

最初は昆虫にまぶして少しずつ味に慣れさせながら移行してみましょう。

昆虫食も人工飼料もいくつか種類があるため、最初はショップで与えていた餌と同じものを選ぶとお迎え後もスムーズに食べてくれやすいです。

どんな餌を与えていたか確認してみてください。

餌のあげ方

ヒョウモントカゲモドキへの餌の与え方は、ピンセットで行う方法がおすすめです。

ピンセットで餌を挟んでヒョウモントカゲモドキの鼻先まで持っていき、軽く揺らします。

ピンセットで餌を食べるヒョウモントカゲモドキ

じっくりニオイを嗅がせて餌だと判断するとパクっと食べてくれるはずです。

ピンセットでの給餌はどのくらいエサを食べたか管理がしやすいですし、人工飼料に慣らしたいときにもおすすめ。

ピンセットを警戒してなかなか食べない場合は、無理せずエサをケージ内に離しましょう。

お腹が減ったタイミングで自分で捕まえて食べてくれるので問題ありません。

何回もトライするうちに次第にピンセットから餌を食べられるようになるので、焦らず慣らしていくことが大切です。

ヒョウモントカゲモドキがお迎え後の環境に慣れるまでの間は、ショップと同じ給餌の仕方にするとストレスが少なく食いつきやすいです。

エサ皿に置いていたのか、昆虫をケージに放していたのか、どんな方法で与えていたかを確認しておきましょう。

与える量は個体によって差がありますが、成体では2~3日に1回の頻度で4~5匹ほど、幼体は成長に合わせて毎日または1~2日おきに2~4匹与えるのが一般的です。

基本は単独飼育

ヒョウモントカゲモドキの多頭飼育は不可能ではありませんが、推奨はされていません。

メス同士の組み合わせなら、相性次第で同居させることができる場合もあります。

しかし、喧嘩が発生すればケガを負うリスクがありますし、尾を切る自切をしてしまう可能性も高いです。

お互いの相性は実際に同じケージで飼育してみるまでは分からないので、むやみな多頭飼育は控えるのが無難です。

2〜3日に1回水を取り替える

ヒョウモントカゲモドキの水の交換は、汚れていなければ2~3日に1回で問題ありません。

ただし、サプリメントを添加する場合は傷みやすいので毎日の交換が必要です。

いずれにしても交換を忘れを防ぐ、衛生を保つといった観点から考えると、毎日の交換がベストだといえます。

ケージ全体の掃除頻度

ケージ全体の掃除頻度の目安は約3ヶ月~6ヶ月ごとに行うのがおすすめです。

床材の交換、水入れやシェルターの洗浄、ケージ全体の洗浄を実施します。

ケージの中のヒョウモントカゲモドキ

ケージ内は排泄物で汚れるだけでなく、湿度を保つために行う霧吹きによって水垢が発生します。

毎日こまめに掃除していてもニオイがこもったり水垢が目立つようになったりするので、3ヶ月~6ヶ月の頻度でケージ全体の拭き取りや水洗いをしましょう

床材の交換は使用する素材によりますが、キッチンペーパーのような紙製なら汚れが目立ってきたタイミングで、砂やソイルなら汚れた箇所はその都度取り除いて新しいものを追加します。

どの床材でも定期的にすべて新しいものへ交換することで、ケージ内のニオイこもりを防ぐことが可能です。

ケージ、床材、アクセサリー類など一度にすべてを掃除してしまうとヒョウモントカゲモドキのニオイがとれてしまいます。

自分のニオイがなくなったことで落ち着けなくなってしまう場合があるので、掃除は段階的に行う方法がおすすめです。

今日はアクセサリー類、数日後に床材の交換など日で分けて掃除してみましょう。

毎日の掃除は排泄物や食べ残しの除去と汚れが付着した箇所の拭き取りがメインです。

温度と湿度を適切に保つ

亜熱帯地域に生息しているヒョウモントカゲモドキにとって、飼育下の温度と湿度の管理は健康状態に大きく関わります。

ヒョウモントカゲモドキが快適に過ごせる環境は、温度24℃~32℃、湿度60%前後だとされています

外気温の影響を受けて体温が変化する変温動物なので、ケージ全体を同じ温度で統一してしまうと上手く体温調節ができず体調不良に。

自分でケージ内を移動して体温調節できるように、ケージの1/3ほどのエリアに床から温めるパネルヒーターを設置し、温度が高い場所と低い場所をつくってあげましょう。

パネルヒーターの上にシェルターを設置するとヒョウモントカゲモドキが暖をとりやすいです。

ただし、パネルヒーターだけでケージ内の温度が上手く上昇しない場合、上部から温めるタイプのヒーターを設置して調整してください。

湿度についてはまずは室内の環境が適切かどうかを確認し、必要であれば加湿器などで調整しましょう。

ケージ内の湿度が足りない場合は壁面に霧吹きをする、湿度が高すぎる場合は通気性を良くするなど工夫が必要です。

温湿度計でケージ内の環境をいつでも確認できるようにしておくことをおすすめします。

脱皮の時は湿度をあげる

ヒョウモントカゲモドキは1ヶ月に1~2回ほどの頻度で脱皮をします

スムーズな脱皮には高めの湿度が必要ですので、体が白っぽく変化し始めたらケージの壁面に霧吹きをして湿らせましょう。

体が白くなり始めてから数日で脱皮が始まり、その日のうちに完了するのが一般的です。

脱皮が完了するまではケージ内の湿度は高めに保ち続けてください。

脱皮をするヒョウモントカゲモドキ

栄養不足やストレス、湿度が低いといった理由から、脱皮が上手くできずに古い皮が皮膚表面に残り続けてしまうことがあります。

このような脱皮がスムーズに進まない、脱皮ができない状態のことを「脱皮不全」といいます。

脱皮不全を放っておくと血流が悪くなり、最悪のケースでは壊死してしまうので要注意です。

脱皮が始まってから1~2日以上経過しても進みが悪い場合は、ヒョウモントカゲモドキの体をぬるま湯で湿らせてから綿棒やピンセットで優しく剥がして手伝ってあげましょう。

ただし、古い皮を無理に剥がすのはNGです。

皮膚を湿らせても弱い力で剥がせない場合は、迷わず動物病院に相談してください。

ヒョウモントカゲモドキの飼育に必要なもの

ヒョウモントカゲモドキをお迎えするには何を準備しておけば良いのでしょうか。

何が必要でどのくらいの値段がかかるのかをまとめてみました。

飼育に必要なもの値段
ケージ約4,000円~10,000円
ヒーター約3,000円~6,000円
床材約500円~1,000円
シェルター約1,000円~
温湿度計約1,000円~2,000円
水入れ500円前後
紫外線ライト約2,000円~3,000円
約1,000円~
餌入れ500円前後
ピンセット約500円~1,500円
ヒョウモントカゲモドキの飼育に必要なものとその値段

飼育アイテムの値段はピンキリですが、上記の表は平均的な相場です。

合計すると最低でも14,000円かかることが予想されます。

仮にヒョウモントカゲモドキを10,000円でお迎えしたとすると、初期費用は24,000円に。

飼育アイテムと生体価格を合わせた合計費用の平均額は、20,000円~30,000円であることが多いです

珍しい種類のヒョウモントカゲモドキをお迎えするケースでは初期費用が大きく変動します。

それぞれの飼育アイテムは種類が豊富なので、最初はどれを選べば良いか悩みがち。

そこで、どのような点に気を付けて選ぶべきかポイントをご紹介していきます。

ケージ

体長が20cm前後になるヒョウモントカゲモドキには、横幅が30cmを超えるケージを選んでください。

余裕をもって40cm~60cmほどのケージサイズになるとレイアウトを楽しむことができますし、ケージ内の温度変化をつけやすいというメリットがあります。

上部を空けてお世話をするタイプと前面が開くタイプの2種類が主流で、丈夫なガラス製か軽くて扱いやすいアクリル製の材質がおすすめです。

開口部が上にあるケージはお世話の際に警戒心を強めやすいため、ヒョウモントカゲモドキが慣れるまではそっと行うよう心掛ける必要があります。

対して前面が開くタイプのケージは給餌がしやすく、ヒョウモントカゲモドキの目線に合わせたお世話が可能です。

中には飼育に必要なアイテムがセットになっているケージもあるので、費用や使い勝手を考慮して選んでみましょう。



ヒーター

温度管理をするヒーターは、ケージの底に設置するパネルヒーターが適しています。

温度調整機能がついていると、昼夜で温度を切り替えられるので便利です。

温かい場所と涼しい場所の両方の環境を作るために、ヒーターはケージの1/2~1/3程度のサイズを選びましょう。

ケージの上部に設置できるヒーターもあるため、パネルヒーターだけで不十分な場合は併用してみてください。


床材

ヒョウモントカゲモドキの床材は、生息地の環境に近い砂がおすすめです。

穴を掘って寝床を整える習性があるため、砂の床材にするとシェルター内に穴を掘ってくつろぐ姿が見られることも

砂の床材にすることで、生息地に似せたレイアウトを楽しむことができます。

ただし、砂はフンが見えにくいことから掃除がしづらく、誤飲をする可能性があるといったデメリットがあります。

床材は砂のほかにも砂利やソイルなどが販売されていますが、管理のしやすさを重視してキッチンペーパーや新聞紙で代用する人も多いです。

色々と試しながら、使い勝手の良い床材を見つけてみましょう。


シェルター

シェルターはヒョウモントカゲモドキにとって隠れ家となるアイテム。

野生でも日中は岩陰に隠れて過ごしており、リラックスできる場所としてシェルターはとても重要です。

体全体が収まるように、ヒョウモントカゲモドキの体よりやや大きいものを選びましょう

岩をモチーフにしたシェルターは上に登って楽しむことができ、ゴツゴツとした部分に体をこすりつけて脱皮の助けになるためおすすめです。

シェルター上部に水を入れて内部の湿度を高く保つことができる種類もあります。


温湿度計

温湿度計はヒョウモントカゲモドキの飼育環境が快適かどうかを確認できる重要なアイテムです。

温度と湿度は体調に大きな影響を与えるため、必ず設置しましょう。

安価なアナログタイプと表示が見やすいデジタルタイプの2種類あります。


水入れ

水入れはサイズが大きすぎるとケージ内の湿度に影響し、小さくて軽いとひっくり返されてしまいます。

重さがあり安定感のあるタイプが理想的です。

水入れはコケが発生したり雑菌が繁殖しやすいので、水替えのタイミングで簡単に洗浄するようにしましょう。


紫外線ライト

夜行性のヒョウモントカゲモドキには紫外線ライトは必要ないという意見もあります。

実は野生下では明け方や日暮れの薄暗い時間帯を指す薄明薄暮(はくめいはくぼ)に活動が活発化することが判明しており、微弱の紫外線を浴びているのです。

飼育下では光量が弱いUVAライトを活用することで、スムーズな脱皮につながることもあるため設置をおすすめします。


ヒョウモントカゲモドキには、コオロギやミルワーム、ゴキブリの仲間などの昆虫を与えます。

餌選びで気を付けておきたいのが昆虫のサイズと与える種類です。

食べやすいように、ヒョウモントカゲモドキの頭の1/3または1/2程度の大きさの昆虫を選ぶようにしてください。

コオロギやレッドローチなどゴキブリの仲間は栄養バランスの観点から主食に向いていますが、ミルワーム類は脂肪分が多く高カロリーなので主食には不向き。

病気からの回復期や拒食したとき、産卵や自切後など体力を消耗したときに最適です。

飼育下の場合は昆虫食だけだと栄養が足りないので、カルシウムやビタミンなどの栄養補助剤を併用します。

昆虫にまぶして与えるのが一般的で、体に害を及ぼさないためにも使用量と与える頻度はしっかり守ってください。

昆虫は生きた状態が自然食に近く食いつきが良いですが、冷凍や缶詰の管理がしやすい状態でも販売されています。

さらにヒョウモントカゲモドキ専用の人工飼料もあるため、昆虫の扱いが苦手な人は試してみましょう。

総合栄養食である人工飼料を主食にする場合は、栄養補助を与える必要はありません。

ただし個体によってはまったく食べてくれないこともあり、慣らすには時間がかかる可能性があります。



餌入れ・ピンセット

ピンセットを使って給餌をしない場合は餌入れを設置しましょう。

餌入れはひっくり返されない安定感があり、生きた昆虫を入れても飛び出しにくいものがおすすめです。

餌を与える際に活躍するピンセットは、ヒョウモントカゲモドキを傷つけないよう割れにくく先がとがっていないタイプを選ぶよう心掛けてください。

一般的には竹製やステンレス製が多く流通しています。



まとめ

爬虫類の中でも高い人気を誇っているヒョウモントカゲモドキは、のんびりと暮らす姿に癒されるとの声が多数です。

飼い方も基本を抑えていれば特別難しいことはなく、省スペースでお世話ができる飼いやすさが魅力的。

カラーバリエーションが豊富なので、ぜひお気に入りのヒョウモントカゲモドキを見つけてお迎えしてみてくださいね。

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ヒョウモントカゲモドキ(レオパ)の飼い方! 餌や寿命などの特徴も解説

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この記事を書いた人

小動物飼養販売管理士。
小動物専用SNS「すもあに」開発者。
自身もハムスターや小鳥、デグーにモモンガと多数の小動物を飼育。

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